可愛いドレスの描き方を学べる本『イラストでわかる 麗しのドレス図鑑』歴史上のドレス&創作ドレスの綺麗な絵を鑑賞しながら勉強できます(感想記事)

  • URLをコピーしました!

【PR】広告

・当サイトはアフィリエイトプログラムを利用しています。
・当サイトでは、第三者配信の広告サービス(Google AdSense )を利用しています。
・Amazonのアソシエイトとして、Miki(当サイト運営者)は適格販売により収入を得ています。

目次

『麗しのドレス図鑑』

著者・編者 花園あずき
監修 徳井淑子
出版社 マール社
ISBNコード 978-4-8373-0909-3

心ときめくドレスのイラストがたくさん収録されていらっしゃり、絵を描く際の参考資料としても、画集としても素晴らしい本だと思いました。

マール社様
このたびはブログ掲載の許可をいただき、本当にありがとうございました。
可愛らしいイラストがたくさんで、大好きな一冊です。
参考資料としても今後たくさん活用していきたいです。

史実をふまえたドレス&創作アレンジドレス両方鑑賞できる!


歴史的なドレスの解説と、アレンジ創作ドレスの両方を見られてとても楽しかったです。
ゴージャス感やエレガント感のある中世〜現代の現実的なドレスと、魔法なども込みのなんでもありのアレンジされた創作ドレス両方の絵をたくさん見ることができます。

探偵風や魔法使い風、スチームパンクやサイバーパンク風など、ドレスのロマンチックでときめく要素と、ファンタジーな創作要素が組み合わさったイラストがどれも可愛くておしゃれで、画集としても夢いっぱいで素敵な1冊です🥹
もちろん、昔の貴族が着ていたドレスや流行の移り変わりなども可愛いイラストで学ぶことができます。

第5章ではドレスの描き方の紹介もありました。
参考資料を見つつ、自分でドレスを描けるようになりたいので、ドレスの基本的なシルエットや袖の種類、薔薇やリボンの描き方等とても勉強になりました。

・現実の歴史的なドレスの綺麗なイラストを見たい
・魔法やファンタジーの要素を入れて、アレンジされた創作ドレスも見たい
・ドレスの描き方の参考書が1冊欲しい
特に、私は史実に忠実なドレスのイラストを描きたいのではなく、創作世界のオリキャラが着る創作アレンジをしたドレスイラストを描きたいと思っていました。

この本は史実のドレスの特徴や流行の変遷を紹介するパートと、
ファンタジー風や探偵風など様々な創作アレンジドレスを紹介するパートに分かれています。
創作アレンジドレスは「歴史のこのドレスのこの部分を参考にした」「コンセプトは〇〇」「裾は〇〇風に大胆にアレンジした」など各ドレスのアレンジ・デザインについてのコメントも書かれていて、とても勉強になります。

さらに第五章ではドレスの描き方も詳しく紹介されています。
コンセプトの考え方、ドレスの王道のシルエットや袖の形紹介、フリルやバラの描き方など具体的な部分まで解説してくださっています。

どのパートも花園あずき先生の可愛らしくロマンチックなイラストがたっぷりで、まさに「麗しのドレス図鑑」です🥰

現実のドレスと創作アレンジ例から学びつつ、自分の創作世界のためのドレスが描けるようになりたい……という私にぴったりの1冊でした😆
これからこの本を参考書として、マジカプロ(オリキャラ達)のためのドレスを描いていきたいなと思います。

胸に響いた言葉

イラストが素晴らしいのはもちろんのこと、3ページの「監修に寄せて」で監修担当の徳井淑子先生が書いていらっしゃった言葉がとても胸に響きました。
特に自分の創作に良い影響を与えてくださった好きな言葉を引用して紹介いたします。


「生活の利便という現代的な価値から解放されたとき、私たちの想像力はどれほど自由に羽ばたくでしょうか。貴婦人の装いはそれを教えてくれます。本書は、過去の女性達の想像力あふれるファッションを示し、それにさらにアレンジを加えて新たなファッションを創造してていたんするものです。時代のファッション造形を的確に捉え、イラストでわかりやすく解説した手堅い西洋服飾史ですが、同時に愛らしくも華麗なイラストによる斬新なファッションが楽しえめる書です。イラストの世界であればこそ可能な想像豊かなデザインは、ファッションという身体を飾る技の真髄を示してるでしょう。
 さあ、本書を手にしてファッションの夢の世界に遊びましょう。」

麗しのドレス図鑑』 3ページ 著者・編者 花園あずき 監修 徳井淑子 出版社 マール社

……こちらの言葉のおかげで、とても創作の視野が広がりました。

自分の創作や世界観や魔法の設定を考える時、とても学びになりました


創作の世界、しかもイラスト(実際に服を仕立てるわけではない)の世界だからこそできるファッションの楽しみ方があることに気づけました。
また、同時に、創作・イラストの世界は本来もっと自由に想像・創造できるはずなのに、自分が「生活の利便」という部分にとても発想が縛られてしまっていることに気づけました。

こちらは自分がこの本を読んだ結果このように自創作に活かすことができた……という例です!自創作語りなので、不要な方は飛ばしてください!


私はマジカプロ(自分のオリキャラたち)のキャラ達に、ドレスやハイヒールなどを日常的に着て欲しいと思っていました。「ドレスとハイヒールで快適に過ごせる魔法の世界」が私の憧れの世界です。
また、何も入らないような小さなおしゃれバッグでおでかけして欲しいと思っていました。
(それとさらにいえば、バトル時も、ドレスや宝石などを身につけて戦ってほしいと思っていました)

でも、これまでは「ハイヒールは長時間歩くと足が痛くなってくるし……」「長財布も入らないバッグじゃもう1個サブバッグを持たないといけないし……」「そもそも豪華な衣装は予算が……」「ドレスアップして戦ったら、動きづらくて負けそう」など、現実の制約みたいなものをすごく意識してしまっていました。
創作の世界なので自由にやりたいと思いつつも、なんとなく「現実の実用面でありえそう〜少しだけそれを超えた範囲での想像」になってしまっていました。(意図的に制約を考えてしまっていたというよりは、無意識に壁があったというイメージです)

パレット

でも、現実を無視して想像できるのが創作の素晴らしいところよね……!?

パルファン博士

そうそう!制約は魔法で解決してしまえば良いのですよ

魔法の発明品で課題を解決している設定にしてしまいました。

・空間を無視してどれだけでも中身を入れることができるバッグインバッグ
・靴の形状(ハイヒール等)に関わらず快適に歩け、かつ身体能力が飛躍的に向上する靴用インソール

など「パレット(ヒロインの女の子)のやりたいことに合わせて、魔法の発明品をパルファン博士(発明家男性、そしてパレットの恋人)がどんどん作っていった。その結果、その世界全体のファッションの実用面の制約がなくなりつつある。特にマジカプロキャラが住む街、バライロシティはファッションの街として栄え、急速にファッション文化が発展している……」ということにしました。

また、「ゴージャスな衣装は予算がかかる問題」については、単純にマジカプロキャラ達は住んでいる世界の中で成功していて、裕福であるという設定にしてしまいました🤣私はキャラが苦難や逆境と戦う所よりも、華やかな雰囲気でゴージャスな日常やバトルを楽しんでいるところを想像したいなと思ったので、それに合わせてしまいました。

パレット

わぁー素敵!!これなら本当の意味で好きな格好で、おでかけできるわ!!

パルファン博士

パレットちゃんの想像力とアイデアのおかげで、面白い発明品がたくさんできました。できたアイテムは販売しても良いかもしれませんね。

もみじ

あ!バッグや靴自体を売るのもいいけど、
魔法のバッグインバッグとインソールとして、他のブランドに機能を売ったらどうかな!?
そしたら、あたしたちの世界の靴やバッグが、どれも魔法の靴やバッグになっていくと思うの!

さくら

そのアイデア……「運命の輪」が出たわ。私たちの世界のファッション文化がより発展しそうだし、ライセンス収益で博士も大儲けできそう!

こうして、マジカプロの世界のファッションは、実用面での制約がどんどん薄れていき、ユーザーもクリエイターも見た目の好み最優先で好きなファッションを選べるようになった……
(しかもパルファン博士は一躍時代の寵児に🤗)

……という設定を思いつくことができました。

さらに、

・つけると、髪型や服(ドレスの裾等)に敵からの攻撃が当たらなくなるようにする香水
(いわゆるゲームの攻撃当たり判定の調整を行う香水。髪や装飾には攻撃が当たらないようにする)

をパルファン博士が発明し、これによりバトルも巻き髪やドレスなど好きな服装でできるようになった……という世界観を考えました☺️
(ちなみにこの香水は後に無香料スプレーも開発・発売されたという設定です🤗博士自身は香水大好きですが「無香料派の方はそれが選べるように」というコンセプトで発売した所、香水以上に大ヒットして博士が驚く……という余談もありそう)

街行く人のファッションはカジュアルからドレスまで様々。好きな格好で参加できる武闘会も流行っていて、見た目最優先の好きな格好でアクティブに動くことを人々が楽しんでいる雰囲気の街を想像しています。
マジカプロのキャラクターたちは、それぞれ好きな服装やヘアメイクで、魔法や武器を使った武闘会に参加してそれで賞金を稼いでいます。ファッションが栄えているので、企業のPRとして、その企業の武闘会に服やアクセサリー、魔法道具や武器を身につけて出場する案件もありそうです。
多くのブランドがバライロシティに出店したがっていて、バライロシティ最大のイベント会場「マジカリウム」で行われるファッションショーでは毎回ブランドやデザイナー達の斬新なコレクションが披露される……というような想像が沸きました。

(こういった自分の願望をもとに、世界観については、別の本も活用して掘り下げていきました。世界観制作に役立った本も紹介する、別記事を作成予定です☺️)

オンラインイラスト講座パルミーのドレス講座

『麗しのドレス図鑑』の著者の花園あずき先生と、くまいケビン先生が講師を担当していらっしゃるパルミーのドレス講座もあります☺️
創作者向けのドレスの描き方講座です!

お絵描き講座パルミー[Palmie]
創作者の為のドレス解説講座| お絵かき講座パルミー 創作活動に役立つドレスの基礎知識! ドレスに関する多数の著作を持つ花園あずき先生とくまいケビン先生が、ドレスについての基礎的な知識を共有します。用語の理解や歴史...
こころ

#PR 【広告】
パルミーの無料お試しをしてみませんか?
たくさんのイラスト動画講座がたっぷり7日間無料で見放題です!
無料期間中に解約した場合は全くお金はかかりません!

パレット

もちろんこちらのドレス講座も見放題に含まれています☺️
私も以前パルミーを受講していました!

ドレスを見たい方にも描きたい方にもおすすめです!


・現実の歴史的なドレスの綺麗なイラストを見たい
・魔法やファンタジーの要素を入れて、アレンジされた創作ドレスも見たい
・ドレスの描き方の参考書が1冊欲しい

このような方にとってもおすすめです☺️
花園あずき先生の可愛らしさとロマンチックさ溢れるイラストで、ドレスの世界を楽しむことができます。

パレット

画集としても参考書としても華やかでキラキラした素敵な1冊です!
これからもこの本を鑑賞しつつ、学んでドレスの描き方に活かしていきたいです👗

麗しのドレス図鑑

新品価格
¥2,090から
(2024/6/29 16:30時点)

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次